左脳、死んでも生きてるってよ

障害者でもないが健常者でもない。普通でもなければ異常にもなれない日々。

上海旅行記6日目

12/24

中国時間 19:37

クリスマスソング流るる

LEDがたくさん輝く

赤白緑の色、色、色

 


そうだ、今日は俗に言うクリスマスイヴ。

わたしは今、中華人民共和国、中国で酒を飲んでいる。

しかも、人生はじめてのシーシャをむせながら煙を吹かし散らかしている。

そして、バカリズムこと升野英知氏と夢眠ねむが結婚した。

 


なぁ、俺はなにをしているんだろう?

そんなことを思いながら忙しなく色を変えるデケぇシーシャの壺?を眺めてこの文章をメモに残している。隣に1人でいる欧米人にシーシャの吸い方を教わり、上海人のおじさんの孫の写真をみた。

 


なぁ、俺はなにをしているんだろう。

わからない。

もうよくわかんない。

 


人はどこにいくのか、どこから生まれたのか、わたしはなに、あなたはだれ、ここはどこで、どこから始まりどこで終わるのか。

 


ジングルベル何回言うねん!わかったわ!

 


なぁ、俺はなにしてんの

 


20代後半に足を突っ込みつつ、親のスネを適度に齧りつつ、アルバイトをしつつ、犬の散歩をしつつ、何者でもない自分が一体どこまで何者にもならず生きていくのか、地平線のような果てしのない考えの中、シーシャの吸い方をなんとなくわかってきた。1人で外国て酒を飲んでる。昔の自分では想像もつかなかっただろう。わたし、大人じゃん。まあまあ、いや、結構な大人じゃん。でもどこにも帰りたくないし、何者になりたいか全くわからない。一体、どこに向かっているのか、誰に問うているのか。ビール、うまい。もうそれだけで、いい気がしてきた。一応働いているし、クレジットカード使えるし、1人で外国にも行けるし、誰にも迷惑かけていない。なにも悪い事してない。それでいいんじゃないか。酒を飲むと理性と記憶を失いがちだが、そんな自分を嫌いになれないので、酒を飲む。酒を飲むと友好的になれる。

 

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あ、自分に酔ってる。クリスマスイヴにシーシャ吸っていきがってる。

見える、聞こえる、しゃべれる、味が、匂いがする。五感を改めて感じる。

もういろんなことがどうでもよくなってきて、なんかもう死にたい。死なないけど。

 

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店員の男の人が、和牛の水田さんをぼかして縮めたみたいな優しい見た目の人が優しい。

 


1人でクリスマスをエンジョイできた。もうあとは病院をハシゴして心を無にして働くだけです。