左脳、死んでも生きてるってよ

障害者でもないが健常者でもない。普通でもなければ異常にもなれない日々。

越えられない夜ばかり、酒に酔えないことばかり

気持ち悪い。

二日酔いか!?

 

いや、酒、2缶くらいしか飲んでないよ??

 

こんな日が続いている。ドドメ色とでも言いましょうか、コンクリートのような空を空っぽの目で見ながらバイトへ向かう。

 

わたしもこんな気分ですよ、とでも言いたい空。

 

気持ち悪い、吐き気がする、ついには頭痛。一歩一歩がタイヤを持って鍛錬している星飛雄馬が思い浮かんだ。あんな鋭い、澄んだ目つきではないが。

 

バイト先に着いても早番の先輩が、「体調、悪い?もう全然早退しちゃっていいからね」と優しいお言葉。なんでアルバイトごときこんなに体調が悪くなってしまうのか。暴飲暴食はしておりませんよ、本当です。白湯をガバガバ飲んでベッドに入るも全く眠れなかった。

 

一緒にベッドに入っている彼にうめくように「眠れないよ眠れないよ」というと「眠れるよ眠れるよ〜はいはいね〜〜」と言って抱きしめて唱えてくれた。

 

早退できることになったが、帰り道は土砂降り。

体調が芳しくない自分を責めるようにも庇ってくれているようにも感じる雨だった。

 

みんな等しくびしょびしょで、灰色の世界を彷徨うように屋根を探していた。

 

帰ってうどんを作り、食し、しかしまた食事をしたことにより気持ち悪くなる。その繰り返しで昼寝をして風呂に入り、ベッドに入るがまた眠れない。アロマを焚こうが、ひつじを数えようが、錠剤何錠飲もうが、夜を越えられないのだ。

 

それでも、いや、もう。

もう。