左脳、死んでも生きてるってよ

障害者でもないが健常者でもない。普通でもなければ異常にもなれない日々。

女の子ってなあに?

女の子は細い。

女の子は柔らかい。

女の子は良い匂い。

女の子はごはんをたくさん食べない。

女の子はお酒をあんまり飲まない。

女の子はちっさいピアスをつけてる。

女の子は細い腕時計付けてる。

女の子は細い指輪付けてる。

女の子は大きすぎず小さいバッグを持つ。

 

上記全部ハズレてる。

そうだ、わたしだ。

(ここでモンスターエンジンの神々の遊びを思い出す)

 

先日、付き合ってる人の友達とその彼女と食事をした。彼女は全部当てはまってた。にこにこして、しゃべらなすぎず、しゃべりすぎない。カシスウーロンを両手で大切そうに持ち、細い腕時計をつけ、ハートの小さいピアスと2〜3個華美な指輪に華奢な指輪。これがかの有名な女の子か!とわたしはカルチャーショックを受けた。

 

わたしは女の子ではない。

めっちゃ食べるしそもそも太い。女の子用の腕時計やブレスレットがはいらない。指も太いので指輪なんて持ってない。ハートのピアスなんて一つも持っていない。そして、片手にビール、もう片手に店員を呼ぶスイッチ。速攻でビールをおかわり。

 

カルチャーショックだ。ただでさえ自分に自信がないのに、「やっぱりお前は異常だ!ドーーン!!」と現実に叩きつけられたような感覚だった。たまらずストロングゼロを飲む。アッ、やべ。

 

女の子はストロングゼロなんて飲まないのか。といいつつも「それが全部いいんだよ!」と彼は言う。「あ?惚気か?」と思った人いたらごめん。そんなこと言われても自分が嫌なのだ。「女の子」になれない自分を憂うがどこかで「えっへん!おもろいじゃろ!」という自分も同じくらい主張してくる。

 

ところが、一番痩せていた時期から10kg太った。完全に酒太りだ。こりゃあかん。とにか「痩せる努力を続ける」。「痩せる」だと「痩せない」事実ばかりで自責の念で急に暴飲暴食をしてめちゃくちゃメンがヘラってしまうので「痩せる努力を続ける」ことが目標。

 

一般的な「女の子」にはなれないかもしれないけど。「自分を好きでいられる身体を手にしたい」。と思いつつストロングゼロを飲む10月も末の日。