左脳、死んでも生きてるってよ

障害者でもないが健常者でもない。普通でもなければ異常にもなれない日々。

2021-01-01から1年間の記事一覧

餃子のネオン、10万円の花火で笑おう

餃子の文字のネオンがピンクに点灯して喜んだ。 うちにも餃子のネオンが必要になるかもしれない。 乗り慣れない電車を乗り継いで初めて降りる駅になぜか魚がたくさん泳いだ帽子をかぶった先輩が「おうよ」とガードレールに腰掛けていた。 まるで昨日あったみ…

バイト退職でワンチャン狙いたいって話をすごく長く書いた

どこもかしこも人工的な光に囲まれたまま唯一生身の人間たちがぐるぐると迂回している。 わたしは水族館のギラギラと群れて舞うイワシを思い出す。 イワシ。 魚、高いんだよな。 生身の方々は忙しく、張り付いた顔で関節をフル活用して客、という生身に張り…

生きていることが不注意で

起きるとそこは戦場だった。 「こうやって普通の人が誰かを殺して『兵士』になって相手も誰かを殺して兵士になっていくのね」と誰かが言った。 女とはバレないようにしなくては行けない。 菅田将暉とその仲間と心理戦の殺し合い。でも菅田将暉、あなたのこと…

吐き続ける体液、詰まる言葉。

なんとなくの体調不良が細く長く続いている。 どれもこれも検査しても健康でなんでもかんでもストレスだからもう病院へも行くまい。 今のバイトを辞めたいと上司に伝えると「まぁそういうバイオリズム?とかもあるし辞めるのはすぐできるからシフト減らして…

越えられない夜ばかり、酒に酔えないことばかり

気持ち悪い。 二日酔いか!? いや、酒、2缶くらいしか飲んでないよ?? こんな日が続いている。ドドメ色とでも言いましょうか、コンクリートのような空を空っぽの目で見ながらバイトへ向かう。 わたしもこんな気分ですよ、とでも言いたい空。 気持ち悪い、…

春の日暮れの色になった綺麗な爪は友達が塗ってくれた魔法

労働から睡眠薬6錠、起きるとは11時だった。 急いで洗濯物をぎゅうぎゅうに押し込めて、ピンクの柔軟剤を小さな引き出しに入れる。 15kg太った体には纏える布があったもんじゃない。最近内緒にしていたけれど、バイトできているスラックスは3着も股が裂けた…

毒親育ち陰キャが美しさに奔走する前夜

陰キャ という言葉がありますがわたしはまさにそれでありまして休日は絶対に外に出ない、BBQが嫌い、夏が好きな奴が嫌い、バレンタインハロウィンクリスマスありとあらゆるカタカナの輸入文化に対して斜に構えていた。 人が喋っているのを見ると自分の悪口を…

レペゼン心療内科

心療内科に行く日、ソファで起きた。テーブルにはコップに入ったビール。付けっぱなしで暗転したテレビ、電気、エアコンの生暖かい風。 何も覚えていない。 付けっぱなしにしていたものを乱暴に全部消してベッドに入った。 「病院13時じゃないの?」 「14時…

実家を離れて気づいたこと3つと自分の使命

気づけば実家から離れてから半年は経過していた。 初めの頃は眠れないこともあり実家によく帰っていたけれど、帰ってもやはり雪崩のように怒り出す母親は変わらなかった。 「やっと自立して成長したと思ったらなにもしてねえじゃねえか!ふざけるな!そんな…