左脳、死んでも生きてるってよ

障害者でもないが健常者でもない。普通でもなければ異常にもなれない日々。

働くってなんなん

お金がない。

今のアルバイトは、そもそも「無職ひきこもり」を脱却するためのものだったから給与はあまり気にしていなかった。

しかし、普通に生活できるようになってきて貯金して家を出たい今、まったく稼げない。おまけに新人の人が入ってきてもうシフトを増やすこともできなくなった。

容赦なく引かれる税金、カード決済、奨学金。支払いだけで終わる金。なにも贅沢なんてしていない。ただ帰り道に207円のストロングゼロだけが唯一の贅沢。買い物や飲み会や美容院なども行ってない。

登録の派遣に鬼連絡するも交通費なしの営業や、交通費なし朝5時からの事務、どれもこれも「あれ?私って人権なかったんだっけ?」と思うような仕事ばかり。本当に勘弁してくれよ。次第になにもかもやる気がなくなってきた。なにをしても無駄に思えてきた。

やがてアルバイトの応募をするもキャンセルするようになった。キャンセルする定型文をつくった。出かけたくない、気分が乗らない。また言ってたことと全然違う仕事を当たり前みたいな顔で紹介されて「また別のにします」の繰り返し。

正社員、というのも考えなくはないけれどどんな勤務内容であってもきっと限界がきてまた死に場所を求めて失踪する未来しか想像できない。フレックスタイムなんてのもあるが、スケジュール管理ができない自分は働き続けてしまうだろう。仕事ができないくせに完璧主義なもんなだからまた自分を責めてボロボロになってしまうだろう。その不安が払拭できたら、挑戦できるだろうか。

働くってなんなん。金稼ぎたいだけなのに「やる気」「スキルアップ」「社会貢献」「成長」ってうるせえな。黙って働いた相応の金をくれ。ただそれだけなのに、、、、、

「人を助けたい」「社会貢献」「自分の成長」とか間に受けてちゃんと働けるような人間になれたらどれだけよかっただろう。ちゃんと自立して家にもお金送って貯金して、たまに出かけたり、会社のイベントを素直に楽しんだり。そんな人間になれる人のことを馬鹿にしてるんじゃない。こんなに「普通」とされてることがどれだけすごいことか、私にはわかる。

ちゃんと働けなくてしんどい。生きてて申し訳ない。日々自責の念に蝕まれながらまたアルバイトを検索している。