左脳、死んでも生きてるってよ

障害者でもないが健常者でもない。普通でもなければ異常にもなれない日々。

私史上最高で最強の私がオンリーワンでナンバーワン

ファンデーションがわからない。

 

「自然に逆らうべからず」というのが私のわずかな美の信念だ。

 

整形やエステを否定してるわけではない。その科学に身を委ねた分のリスクは必ず回ってくるし、私個人は美にそれほどリスクをおかす覚悟がないということ。

 

整形する人はすごい。「醜い」という悪が徹底している。私なんて醜くていいからポテチ食うしガバガバビール呑んでアホみたいに炭水化物が好きだ。そのくせ自分の外見に自信がない。

 

お化粧やお洒落は大好きだが、ふと「は?私なんかがお洒落したところで……?結局どんな高いデパコス買うても元の顔面…?は…………??」と思ってしまうのでどうでもよくなってしまう。だからコスメ垢とか、整形垢とか、美しくあることへの正しさの信念が、マジ本当にすごいなと思う。

 

近頃、有村藍里さんの整形が話題になった。賛否両論あるっぽいけど、私が目にするのは賛、がめちゃくちゃ多い。「これだけテレビで散々比べられて、いじられて、それでも自分に向き合って自分最大級に美しくなりたいからと宣言するなんてすごい!本当にかわいくなった!」

 

テレビで、それも姉妹で比べられるなんてどれだけ辛いだろう。私も姉と散々比べられたが、年上という理由でどうにかなってた。でも妹のほうが良い、となると歳も重ねてまだまだ若い女の子至上主義のこの国でどうにもこうにもリカバリーがきかねえ。そのコンプレックスを有村藍里さんはあえてガンガン言うことでウケてた。それを見てどれだけの女の子たちが共鳴しただろうか。

 

そんなでも出るわ出るわまあ女性軽視のイベント広告、テレビのコメンテーター、お笑い芸人。なんでそんなに偉そうなんだろう?なんでそんなにこっちに機嫌を取るように責めてくるんだろう?そんな奴らの視点なんか立たなくていい。もう時代は変わってる。「私が可愛いと思う私でいたい!」「私史上最高に綺麗になりたい」それは方法がメイクだろうがメスを入れようが注視しようが自分のためで、誰にも迷惑かけてないのに、なんでなんの責任を取ってくれるわけでもない他人に指摘されなきゃいけないんだろう。

 

自分が好きな自分が一番だよ。それは男女とか関係ない。自分がそうしたいと生きるのが人生だよ。

 

金曜日だけ17時にバイトを上がらせてほしい

「おはようございます」

そのときは完全な夜。

でも「おはようございます」なのだ。

 

演技レッスンに行くとき、まだまだ挨拶が恥ずかしい。なんか業界人ぶってる気がして。でも「おはようございます」は「おはようございます」なので、それに習う。前に業界の挨拶がなんでいつでも「おはようございます」なのか理由を知ってたんだけど忘れてしまった。

 

毎週金曜日の夜に集まって与えられたシーンの台本を読んだり、訓練的なことをする。訓練の中に「アリになってセリフをいう」とかがあるんだけど普通に恥ずかしくなってしまった。羞恥心があってはいけないのだ、と先生が言う。そりゃそうだ。羞恥心がある自分が恥ずかしくなってしまう。

 

昔の自分は羞恥心をかき殺すかのようにとにかく常軌を逸した気合いで恥ずかしいことを積極的にやってのけた。そのときは自己肯定感が底辺だったから、人と違うことをなにかしてないと落ち着かなかったんだと思う。なんだか歳をとったなと思った。

 

なにをやってもなんだか違う気がする。自分の外側の着ぐるみだけ動いてるような気持ちがする。なにをしてもダメのような気がする。なにをしても人より劣ってる気がする。

 

「表現」とか誰のためにもならん、社会のためにも金にもならん、けどそういうことにしか興味がないから、やるしかない気がしてる。誰かを救ったり、社会のためになることは他の人がやってくれている。世界の一部くらい無駄な部品があったっていいじゃないか。それくらいが、「粋」ってもんじゃあないか。

 

社会の無駄を背負う。どうせ無駄なら無駄を背負う。なんか、どこかに自分の総合結果みたいな、ぴったりハマる世界のスキマがあって、そのスキマにハマるまで変形し続けてんじゃないかと思う。それがいいことかわからないが、もう元々「普通」からはみ出た人生。はみ出し続けたらどうなるのか、先を見てみたくなった。

金がただほしいだけなのにない尻尾を振る

ねえ、仕事ってなんなの?

ワイはコールセンターでバイトしてんだけど時給1100円で交通費でないのね。そんで交通費計算したら8000円は飛ぶんだよね。それで昼メシは食わないで寝るの。飲み物は茶をいれた水筒を2個持って行く。だから1日500円くらいで生きてんだけど、奨学金、保険税金年金カード引き落としでほぼ手元に金が残らねえ。貯金はできない、実家暮らし。買い物も遊びもしてない。

模範囚なのか?というような暮らし。

 

そもそも今のアルバイトについた理由は会社を辞めてずっと無職引きこもりだったからそこから脱却するため。10万はもらえればいいだろうと思ったけど今の幸福度的には10万では賄えなくなった。 それはライブやイベントなど好きなことにお金を使えるくらい元気になったから。元気になったらなったで、お金がなくて病む。お構いなく金は引き落とされていく。

 

一番辛いのは奨学金。親が無知だったので勝手に組んだ奨学金は謎に二重に借りており、普通の奨学金より2倍の額を親に払っている。大学に行く時はそんな奨学金がないと無理なんて知らなかったから普通に行ってしまったけど、大学に行かない選択肢や奨学金の種類の選択肢もあったけれど親が当たり前のように貸し付けた奨学金を返している。

 

少しでも支払いが遅れるとなにかにつけて「奨学金払わないくせに」「奨学金払えるくらい働かないお前が悪い」と毒を撒き散らすのでその毒をまともに受けるよりかはしんどくても奨学金を払う。そして現金がなくなる。カードを使う。

 

そのサイクルでまさに自転車操業の借金クラスタ。金金金、どんなに電話でクレームを言われようがなにもしなかろうがわたしの1時間は1100円。シフトを増やすが微々たる差。

 

派遣会社はどれも人気の「データ入力」をエサに理不尽な仕事しか紹介してくれない。みくだされてるんだろうか。「こんな派遣にくるやつはこれがお似合いだ」みたいなことなんだろうか。時給が少しでも上がるようなら「交通費込みで〜」とまるで交通費込みでこんなにもらえますよ的な感じでプレゼンしてくる、

 

いやいや、1時間これで交通費なしって(笑)人権ない感じですか?(笑)って感じで機械みたいに当たり前みたいにプレゼンしてくる派遣会社の担当者に思わず顔がひきつる。

 

仕事ってなんなのかな。まじめに考える。会社に勤めてる人、働いてる人誰もが立派で頑張ってる。明日は水曜日です「まだ水曜日!?」ってなるよね絶対。でもみんな素晴らしいですよ大丈夫ですよ。本当に。明日のことを考えてる時点で偉いしきっと明日も朝起きるんでしょ?もう偉いの前払いだよ。とりあえず金稼いで貯めたいけど3月も余分にシフトを増やしてしまったけど大丈夫なのかな。

「データ入力」に食いつくな。他人にお前のオールを任せるな。

デカいビルの15階。アリの巣のように細かい部屋が連なっている。その中の一室に入った。狭く無機質な部屋に青い仕切りがいくつもある。名前を聞かれたので答えると、入口のすぐ手前に申し訳程度に置いてある3つのイスの中の1番奥のイスに座る。

 

青い仕切りの中では派遣会社の人と登録者とが仕事の相談をしていた。「子供のお迎えがあるので時短で……」「そうするとここのお仕事くらいしかこのお時給でこの時間までのシフトは少ないですね」「そうですよね」

 

あらかじめ用意したセリフを喋ってるみたいに淡々と仕事を紹介する社員。なんとも納得行ってなさそうな登録者。気づけば1時間も他人の仕事事情を聞いて待っていた。

 

やっと青い仕切りの中に通されると小型のパソコンを渡されてタイピングテストをした。パソコンが電子辞書のデカい版くらいだしどこか歪んでるのか打ちづらい。イライラした。テストが終わってその電子辞書のデカい版を持って社員が消えて、軽く面接をした。職歴を聞かれてテレビの製作会社を2年してた、と少し盛って話した。「それは大変なお仕事でしたよね〜」と決まり切った無機質な抑揚で歯並びの悪い茶髪ロングの世間の思うOLのコピペみたいな女性社員が言う。「いえいえそんな〜」とこちらも決まり切った抑揚で答えた。いくつか話をしてから「合いそうなお仕事を探してきますね」と女性社員が消えた。

 

体調不良で辞めたと言ったけどよかったかな、まあ、嘘ではないし、、、と思って女性社員が戻ると2枚くらいのペラを持って女性社員が戻ってきた。

「少なっ」

想像通り2枚のペラには仕事内容や時間帯、もろもろの情報が載っていた。1つは事務っぽい仕事で時給1200円。交通費なし。最寄り駅が各停で降りなきゃいけない。フルタイム。もう1つはコールセンター。時給1100円。交通費は1日400円まで可。4時間からフルタイムまで可。

「クソだ!」

思わず「あ〜」とつぶやいてしまった。けれど女性社員は当たり前のように「やっぱりお時給が高いと仕事内容も複雑になってきちゃうんですねー。まあ、こちらは交通費でるので。」まるでとても良いモノのように喋ってくるけど、交通費400円て。小学生でももう少しお小遣いもらっとるぞ。

「時間無駄にした!!」

めちゃくちゃ後悔した。イライラした。とりあえず持ち帰って考えますねとこちらも負けない無機質さで派遣会社を後にした。イライラした。

時給100円の違いで交通費が400円出るか出ないかってどんだけなんだよ!!クソ!!

無機質が無表情に事務的に殴りかかってくる。こちらも無機質に無表情で事務的に殴り返したいが届かない。金がない。無限にかかり続ける電話を取り続ける未来がまた少し続くなと確信した。

会社に入ったときは「もう派遣会社なんかオサラバだわ!」なんて思ったけどまだ頼り続けることになるとは思わなかっただろう。お前、昔の自分、お前は仕事ができない。仕事に生きていける感じの人種じゃない。まだまだ全然「世間」という軌道からフルスロットルではみ出し続ける。

そのままはみ出し続けろ。

その船をお前のオールで漕いでゆけ。

お前が消えてよろこぶものにお前のオールを任せるな、だ。心に刻め。

 

派遣会社は人気の「データ入力」をエサに全く割りに合わない仕事を紹介されるところなのでむやみに登録するのはやめましょう。時間の無駄です。

概念革命宣言

わたし急に思いました。

「このままの自分でなんか人に迷惑かけてるか?」って。

答えはNO。犯罪もパパ活もクスリも浮気もしてないよ。

「え?そしたらそんなに自分追い込まなくてよくない?」って。

 

文章も、やたらと綺麗な、なるべく正しい日本語で、と努めてたけど滝沢カレンちゃんとかkemioくんとか見てたら常識なんて吹っ飛ぶよね。笑顔と挨拶できたら大抵どうにかなる。

 

ずっと「頭が良くて礼儀が良くてお洒落でセンスがいい」って思われたかった。本当は頭悪い。勉強できなかったし英語のpunkのスペル間違えてたり割引計算もできねえ。お洒落は好きだけど全然垢抜けねえしおじいちゃんおばあちゃんからもらった服ばっか着てるし、それは金がねえからだけどな。

 

だけどずっとずっと「理想の自分」を勝手に求めて勝手に絶望してた。ダイエットもそう。基本的に中肉中背身長低いのがコンプレックスで去年からむっちゃ太ったし顔も球体に近づいてて本当に危機感を感じてた。でもそのために我慢してイライラしたり痩せなくてイライラして鬱々としたり、それで気づいた。「え?わたしこの体型で誰かを傷つけたり悪いことしてる?」って。別にしてないよね。世間的には痩せてる=良いって思われてるしわたしも痩せる=綺麗になるって思ってた。でも渡辺直美さんとかの出現によって価値観変わってきてるじゃん。それなのにこの中肉中背ごときでうだうだ鬱々してんのだるくね?と思った。

 

こんなに価値観が変わってきてる世の中でまだ使い古されてる概念に振り回されてるなら大好きなビール飲みまくって笑えた方が良くね?平成終わんだよ?オメェもっとやることあるだろ?そんなことで鬱々としてんだったらもっとブログガンガン書いてガンガンに睡眠取れや。

 

そんなことに気づいたらすごい楽になった。逆に綺麗になれそうな気がしてきた。ずっと中肉中背ですげえデブでもないけど華奢でもなくて微妙に入る服がなくなってきててもう本当に自分嫌だ自分嫌だ「他の女の子」はみんな華奢なのに!なんでわたしはこんなに微妙なデブなの!

 

でもそれって「他の女の子」と比べているだけで、「当社比」じゃない。「当社比」として痩せていたときの自分が好きだから痩せたいって思わないと。「他の女の子」たちのために痩せたいわけじゃないんだもん。

 

なので別に今も絶賛太ったままだけど今の中肉中背低身長低音ボイス低収入の自分を愛し、今の自分を楽しむにはどうしたらいいかということに方向転換することに成功しました。

 

まだまだやっぱり自分のことが好きになれない。納得がいかないけど。確実に進歩して、進歩してるから悩んでるんだから偉いのです。そう、わたしは偉いのです。

あなたも偉いのです。概念革命なのです。

 

だから今年もガンガンに楽して休みながらガンガンにやりたいことをもうやり散らかして行く所存なわけだからブチかましてくよ〜〜〜〜〜

働くってなんなん

お金がない。

今のアルバイトは、そもそも「無職ひきこもり」を脱却するためのものだったから給与はあまり気にしていなかった。

しかし、普通に生活できるようになってきて貯金して家を出たい今、まったく稼げない。おまけに新人の人が入ってきてもうシフトを増やすこともできなくなった。

容赦なく引かれる税金、カード決済、奨学金。支払いだけで終わる金。なにも贅沢なんてしていない。ただ帰り道に207円のストロングゼロだけが唯一の贅沢。買い物や飲み会や美容院なども行ってない。

登録の派遣に鬼連絡するも交通費なしの営業や、交通費なし朝5時からの事務、どれもこれも「あれ?私って人権なかったんだっけ?」と思うような仕事ばかり。本当に勘弁してくれよ。次第になにもかもやる気がなくなってきた。なにをしても無駄に思えてきた。

やがてアルバイトの応募をするもキャンセルするようになった。キャンセルする定型文をつくった。出かけたくない、気分が乗らない。また言ってたことと全然違う仕事を当たり前みたいな顔で紹介されて「また別のにします」の繰り返し。

正社員、というのも考えなくはないけれどどんな勤務内容であってもきっと限界がきてまた死に場所を求めて失踪する未来しか想像できない。フレックスタイムなんてのもあるが、スケジュール管理ができない自分は働き続けてしまうだろう。仕事ができないくせに完璧主義なもんなだからまた自分を責めてボロボロになってしまうだろう。その不安が払拭できたら、挑戦できるだろうか。

働くってなんなん。金稼ぎたいだけなのに「やる気」「スキルアップ」「社会貢献」「成長」ってうるせえな。黙って働いた相応の金をくれ。ただそれだけなのに、、、、、

「人を助けたい」「社会貢献」「自分の成長」とか間に受けてちゃんと働けるような人間になれたらどれだけよかっただろう。ちゃんと自立して家にもお金送って貯金して、たまに出かけたり、会社のイベントを素直に楽しんだり。そんな人間になれる人のことを馬鹿にしてるんじゃない。こんなに「普通」とされてることがどれだけすごいことか、私にはわかる。

ちゃんと働けなくてしんどい。生きてて申し訳ない。日々自責の念に蝕まれながらまたアルバイトを検索している。

 

ボーイズ&ギャルズ

アジアンカンフージェネレーション「ボーイズ&ガールズ」

「教えてよ そっと 夢と希望 まだはじまったばかり」

 

ゴッチの歌には度々犬が登場するけど嫌いなのかな?そんなことはどうでもいいんですが最近はこの曲をリピートしてます。

 

しかし、もう「ガールズ」という括りに入るものなのか、まだ夢と希望を宣言してもいい権利を持っているかもわからず、毎日1時間1000円で自分の時間を切り売りしている日々です。

 

「はじまったばかり」の中に入れてもらえるのかどうか不安で、でも私がアジカンをめちゃくちゃ聴いてた「リライト」全盛期のあの芋くさい「消してーー!」と叫んでいた青年が、今度は今の青年たちを勇気付けていることに呆然とした。時が流れるのは平等なのだと改めて思った。

 

「はじまったばかり」とも「ガールズ」とも言えなさそうな人間は一体どうしたらいいのか。希望とか夢とか語っていいものなのか。逐一相手の顔色を伺い、あまり年齢に話が向かないような流れを持ち出して、そんな情けない大人にもなりきれず子供ですらない人間が生きていることに申し訳なくなる。

 

ある水泳選手がまだ18歳と若いのに白血病の診断を受けた話で持ち上がっている。一体、そんな国を背負って素晴らしい人が病気になってしまい、自分はぶくぶく太るばかりで病気にならないのか。申し訳なくなる。

 

シフトを入れても入れてもお金はないし、容赦なく金は引き落とされていくし、親に暴力を振るうような社会不適合者がこのまま低所得のままのさばっていいのだろうか。もしスマブラだったらドンキーコングを選択して不適切な発言をした議員を道連れにして死にたい。子供は悲痛の叫びを訴えたのに大人に消されて死んで女は出産するお金がなく子供を殺して男はお咎めなし。性暴力を受けたらプレイだろハニートラップだろといわれ社会から抹殺される。頭の悪いジジイばかり金をもらって若者はもらえるかわからない年金を払い、奨学金を払い、もらえるお金は増えず貧困にあえいで子供を殺す。

 

もうすでに地獄絵図は完成している。

それでも生活が続いていくことをどうにか希望にしていくしかない。

とりまみんな見たいものだけ見て食べたいものを食べてめっちゃ寝てなるべく太陽の光浴びてセロトニンだしてこ。もうできることをやってこ。